当社は、社会基盤インフラ・電力エネルギー・経済社会開発事業に係るコンサルタント事業経験を活かし、環境・社会配慮審査や経済財務分析などの分野に積極的に取り組んでいます。
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海外進出担当
近年、開発途上国が目覚ましい経済発展を遂げる一方、エネルギー不足、水資源・水処理問題、廃棄物処理問題などの対策が追い付かず、多くの環境・社会問題に直面しています。
当社は、持続的な社会実現を目指し、再生可能・新エネルギー利用の促進を中心に、日本の最新の技術を海外に紹介・展開することに携わっております。
- 1.バイオマス(木質チップ・ジャトロファ等)のガス化・油化
- 2.プラスチック廃棄物のガス化・油化
- 3.廃棄物(工場の不良品や製造残渣等)の処理システム及び有効活用
- 4.微細藻類(ドナリエラ)の培養とエネルギー資源の生産
JICAや省庁の提供する中小企業海外支援を利用して、案件化・ニーズ調査や普及実証試験の提案・実施、現地における政治経済、環境制度、税務・法規制を考慮し、現地の課題解決に貢献する海外展開をサポートします。
過去に案件を実施した国々の中でも、特にパキスタン、フィリピン、ベトナム、インドネシア、ウズベキスタン、セルビア、モルドバには、現地に精通した現地政府・大学・コンサルタントとの強いネットワークを構築しております。
エネルギーは、国民生活と産業活動の血脈であり安定的な確保は国の安全保障にとって不可欠です(経済産業省、平成26年)。しかし、化石燃料は有限資源で地球温暖化を引き起こす炭酸ガスの原因となっています。
新エネルギー(New Energy Resource)とは、従来の化石燃料に依らない燃料(Resource)をエネルギー源
(Energy Resource)として使う新しいエネルギーの総称。今まで使われていない資源を活用し、かつ、燃料電池(Fuel Cell)のようにエネルギー製造形態を考えたものです。環境に優しい再生可能エネルギーや新エネルギーを開発することは、エネルギー源の多様化に貢献し安全・安心できる社会の構築に繋がります。
(※1)中小規模水力発電は1,000KW以下のもの、
地熱発電はバイナリー方式のものに限る
(※2)新エネルギーとされていないが、
普及が必要なもの
バ イ オ マ ス 資 源 |
廃 棄 物 系 資 源 |
木質系バイオマス | 製材工場残材 | |
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建設発生木材 | ||||
製紙系バイオマス | 古紙 | |||
製紙汚泥 | ||||
黒液 | ||||
家畜排せつ物 | 牛ふん尿 | |||
豚ふん尿 | ||||
鶏ふん尿 | ||||
その他家畜ふん尿 | ||||
生活排水 | 下水汚泥 | |||
し尿・浄化槽汚泥 | ||||
食品廃棄物 | 食品加工廃棄物 | |||
食品販売廃棄物 | 卸売市場廃棄物 | |||
食品小売業廃棄物 | ||||
厨芥類 | 家庭系厨芥 | |||
事業系厨芥 | ||||
廃食用油 | ||||
その他 | 埋立地ガス | |||
紙くず・繊維くず | ||||
未 利 用 系 資 源 |
木質系バイオマス | 森林バイオマス | 林地残材 | |
間伐材 | ||||
未利用樹 | ||||
その他木質系バイオマス(剪定枝など) | ||||
農業残さ系 | 稲作残さ | 稲わら | ||
もみ殻 | ||||
麦わら | ||||
バガス | ||||
その他農業残さ | ||||
木質系バイオマス | 短周期栽培木材 | |||
生 産 系 資 源 |
草本系バイオマス | 牧草 | ||
水草 | ||||
海草 | ||||
その他 | 藻類 | |||
糖・でんぷん | ||||
植物油 | バーム油 | |||
菜種油 |
当社が主に扱っている新エネルギー源は、有機系廃棄物の処理を兼ね備えた「熱分解・ガス化」によるゴミ発電や資源作物(Jatropha植物)や微細藻類(Dunaliera)によるバイオマス燃料、自然に還元できない廃棄プラスチックの油化燃料、農業残差などのペレット燃料、太陽熱です。効果的・効率的な技術を活用するとともに、エネルギー源の多様化を図っています。